タグで日記を手打ちするのが面倒になった、
ダメな感じの人が書く、
タメにならない日記。
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そろそろ私はジンウさんにぶっころされるんだと思う。
そして流石にタイトル考えた方が良さそうな長さになってしまったけども
タイトルなんて考えないYO!
タイトル考えるの苦手なんだYO!←
--------------------
そして流石にタイトル考えた方が良さそうな長さになってしまったけども
タイトルなんて考えないYO!
タイトル考えるの苦手なんだYO!←
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誰もいないと信じて開けたドアの向こうに、
(寝ているとはいえ)ひと一人が横たわっていることに思わず驚いてしまうのは仕方ないと思う。
二つ並ぶベッドの片方で、布団にもぐることもなく理人が倒れた様に眠っていた。
(…一緒の部屋って、知ってたけどさ…。)
ここは都内某所のホテルの一室。
明日の早朝にこの近くで撮影があるので、メンバーの大半はこのホテルに収集がかかっている。
9人にもなるとなかなかの大所帯。仕事以外でに全員が顔を合わせることは早々ない。
現に、目の前の男の顔を見るのは実に3日振りだ。寝ているけれど。
ヴーッ、ヴーッ、
「ッ、……。」
どこかでケータイのバイブ音が鳴りだした。
自分のポケットは静かだから、きっと彼のものだろうけど、
疲れているようだしそっとしておこうと、空いているベッドに荷物を置いて自分はシャワーを浴びることにした。
***
「…だから、今ホテルにいるの。ばっか、違うって…。」
シャワールームから出ると、目を覚ましたらしい彼は(それでも寝そべりながら)ケータイの向こうの誰かと話していた。
彼は俺が出てきたことに気付くと、少し声のトーンを落としてからほどなく電話を切った。
「おつかれ。よく寝てたね。」
「あぁ……昨日あんま寝れなかったから…。」
「何時にここ着いたの?」
「何時だっけ……6時くらい?」
「随分早いね。」
「一回うち戻ったけど、あっちで寝ると寝過ごしそうだったから。」
ヴーッ、ヴーッ、
彼の手元のケータイがまた震えだした。
一瞥すると彼は心底嫌そうな顔をして、羽毛でふかふかの枕にケータイを放りだす。
どうやら電話着信で、出る気はさらさら無いらしい。
彼はケータイ嫌いだ。その割によく鳴るのだけども。
「…いいの、出なくて。」
「出たくねー。」
「彼女?」
「じゃない。」
「でも女の子なんでしょ。」
「……。」
無言は肯定。嘘が下手なわけでもないのに、彼は妙なところで正直者だった。
隠す必要を感じていないのかもしれない。自分になど。
「ねぇ、さっき話してたのは彼女?」
「?うん。」
「じゃあ、今のはべつの子なんだね。」
「…だからなんだよ。」
「程々にしなよって話。」
「……そんなん俺の勝手だろ、」
彼はようやくだるそうに起き上がる。
いつの間にか鳴り止んでいたケータイをポケットに入れて、サイドデスクに置いてあったサングラスをとると、
財布を手に立ち上がった。夜の街が見える真っ黒い窓ガラスを鏡にして髪を整えている。
普段ならそんなことは気にならないのに、妙に苛立った。
「…どこ行くの。」
「べつに。」
「別にってどういうこと。」
「……お前なに怒ってんの。」
振り向いた彼の目元は、明らかに不機嫌を表しているが、同時に訝しげなそれだった。
どんどん顔の筋肉がつめたく冷え切っていくのが自分でもわかる。
「…わからないの。」
彼が黙っていたのはどれくらいだろう。
多分そう長くはない。
「……わかるかよ。」
彼は痺れを切らしたのか、呆れたように吐き出された言葉だった。
それからまっすぐにドアへ向かう彼の足は、いつもより少し早い。
ドアを開けようとする彼のその後ろから、
―――ダンッ!
「…いい加減にしろよ。」
ドアが開かないよう片腕を突き出した。じんと衝撃が手のひらを伝う。
ゆっくりと彼が振り向く。美人が凄むとなかなか迫力があって怖い。
冷静な頭のどこかでそんなことを考えながらも、手も足も口も全く違う行動を起こしていた。
「…ほんと、北くん、ひどい。」
ああもう、どうしてこの人は――――自分は。
「なに言って、」
がりっ、
「イ゛だっ…!てめなにすん」
「わかんないの?痕つけてるんだよ。」
思いっきり噛み付いた彼の肩からは血が滲んでいた。
健康的な肌色がぼんやり赤く染まる。
どうして彼はいつも、こんなに襟口の大きい服ばかり着るのだろう。
破けた皮膚に舌を這わせながら、もう一度傷口に歯を立てると、我慢するようなうめき声があがる。
「傷、つけんじゃね…ッ!」
「メイクでどうとでもなるでしょ、こんなの。」
「てっめ…!」
「あのねえ、理人。」
ドアにその身体を押しつけて、睫毛の一本一本まで見えるような至近距離。
「…俺をあんまり怒らせるんじゃないよ。」
ようやく、静かに彼の眼の色が変わる。
今この眼に映っているのは、間違いなく自分だけだった。
***
ごそり、
何やら布団が動いた気配に、ぼんやりと目を開ける。隣がひどく温かい。
枕元のケータイは静かだった。まだ起きる時間ではないらしい。
首を回すと、昨夜の記憶より随分近くに彼の頭があった。
どうやら先ほど近寄ったようだと考える。
布団から覗く肩には自分が付けた痕が赤黒く残っていた。
「………。」
(流石に、悪いことしちゃったかなぁ。)
(でも、北くんだって悪いんだし。……今更だけど。)
昨夜のことを思い返してみると、なんとまぁ大分どうしようもないなと頭を抱えたくなった。
自分の言っていたことがその辺の女の子と変わらないのだ。頭も痛くなる。
(ほんと、勘弁してほしいんだけど…まったくもう、この人は。)
折角なので、そっと腕をまわして抱き締めてやる。
やわらかい彼の髪が頬にあたって少しくすぐったい。
ん、と小さく漏れる声に、起こしちゃった?ごめんね、とささやいた。
すると彼は、そっと眼を開けてから、寝起きの掠れた声のまま、
「…、じん…。」
ほんの少しだけ、煙草の味がした。
自分の胸のあたりを行き来する手のひらが、やがて首にまわされる。
とてもゆっくりと、柔らかさを味わうようなキスに応えながら、何時に現場入りだっけと考えていた。
相当に自分の顔がゆるんでいたことを、彼はきっと知らない。
end.
おまけ
「北くん、そろそろ支度して。」
「……現場8時だろ?まだ大丈夫じゃん…。」
「なに言ってんの、ご飯食べにいくよ。」
「……。」
「あのねぇ、俺が気付いてないとでも思ってる?またロクに食べてないでしょう。」
「…気付いたら過ぎてんだよ…。」
「最後に食べたご飯は?」
「……クッキー?」
「俺の言うこと聞いてた?ごはんは?」
「………覚えてねえよ…。」
「いい加減にしないと、ホント怒るからね。」
「てゆーか、昨日はお前のせいで食べ損ねたんだけど!」
「えぇ?」
「なんか食べに行こうって思ってたのに、お前が」
「あぁ、そっか。ごめんね?」
「ふざけろし……。」
「またお弁当作ってあげるから。」
「お前キャラ弁やめろよ。恥ずかしいんだけどアレ。」
「えー、別に北くんが作ってるわけじゃないし、いいじゃない。」
「よくねぇよ…。」
--------------------
Q.北くんには彼女がいるんですか?
→たいして考えてません
Q.ふたりは付き合ってるんですか?公認なんですか?
→たいして考えてまs(ry
Q.これって要は朝チュンなの?
→朝チュンだと思えば朝チュンです
Q.てん君どうしたの?
→きっとはし君とあさt(ry
ジンきたおいしいですmgmg!!!!←
(寝ているとはいえ)ひと一人が横たわっていることに思わず驚いてしまうのは仕方ないと思う。
二つ並ぶベッドの片方で、布団にもぐることもなく理人が倒れた様に眠っていた。
(…一緒の部屋って、知ってたけどさ…。)
ここは都内某所のホテルの一室。
明日の早朝にこの近くで撮影があるので、メンバーの大半はこのホテルに収集がかかっている。
9人にもなるとなかなかの大所帯。仕事以外でに全員が顔を合わせることは早々ない。
現に、目の前の男の顔を見るのは実に3日振りだ。寝ているけれど。
ヴーッ、ヴーッ、
「ッ、……。」
どこかでケータイのバイブ音が鳴りだした。
自分のポケットは静かだから、きっと彼のものだろうけど、
疲れているようだしそっとしておこうと、空いているベッドに荷物を置いて自分はシャワーを浴びることにした。
***
「…だから、今ホテルにいるの。ばっか、違うって…。」
シャワールームから出ると、目を覚ましたらしい彼は(それでも寝そべりながら)ケータイの向こうの誰かと話していた。
彼は俺が出てきたことに気付くと、少し声のトーンを落としてからほどなく電話を切った。
「おつかれ。よく寝てたね。」
「あぁ……昨日あんま寝れなかったから…。」
「何時にここ着いたの?」
「何時だっけ……6時くらい?」
「随分早いね。」
「一回うち戻ったけど、あっちで寝ると寝過ごしそうだったから。」
ヴーッ、ヴーッ、
彼の手元のケータイがまた震えだした。
一瞥すると彼は心底嫌そうな顔をして、羽毛でふかふかの枕にケータイを放りだす。
どうやら電話着信で、出る気はさらさら無いらしい。
彼はケータイ嫌いだ。その割によく鳴るのだけども。
「…いいの、出なくて。」
「出たくねー。」
「彼女?」
「じゃない。」
「でも女の子なんでしょ。」
「……。」
無言は肯定。嘘が下手なわけでもないのに、彼は妙なところで正直者だった。
隠す必要を感じていないのかもしれない。自分になど。
「ねぇ、さっき話してたのは彼女?」
「?うん。」
「じゃあ、今のはべつの子なんだね。」
「…だからなんだよ。」
「程々にしなよって話。」
「……そんなん俺の勝手だろ、」
彼はようやくだるそうに起き上がる。
いつの間にか鳴り止んでいたケータイをポケットに入れて、サイドデスクに置いてあったサングラスをとると、
財布を手に立ち上がった。夜の街が見える真っ黒い窓ガラスを鏡にして髪を整えている。
普段ならそんなことは気にならないのに、妙に苛立った。
「…どこ行くの。」
「べつに。」
「別にってどういうこと。」
「……お前なに怒ってんの。」
振り向いた彼の目元は、明らかに不機嫌を表しているが、同時に訝しげなそれだった。
どんどん顔の筋肉がつめたく冷え切っていくのが自分でもわかる。
「…わからないの。」
彼が黙っていたのはどれくらいだろう。
多分そう長くはない。
「……わかるかよ。」
彼は痺れを切らしたのか、呆れたように吐き出された言葉だった。
それからまっすぐにドアへ向かう彼の足は、いつもより少し早い。
ドアを開けようとする彼のその後ろから、
―――ダンッ!
「…いい加減にしろよ。」
ドアが開かないよう片腕を突き出した。じんと衝撃が手のひらを伝う。
ゆっくりと彼が振り向く。美人が凄むとなかなか迫力があって怖い。
冷静な頭のどこかでそんなことを考えながらも、手も足も口も全く違う行動を起こしていた。
「…ほんと、北くん、ひどい。」
ああもう、どうしてこの人は――――自分は。
「なに言って、」
がりっ、
「イ゛だっ…!てめなにすん」
「わかんないの?痕つけてるんだよ。」
思いっきり噛み付いた彼の肩からは血が滲んでいた。
健康的な肌色がぼんやり赤く染まる。
どうして彼はいつも、こんなに襟口の大きい服ばかり着るのだろう。
破けた皮膚に舌を這わせながら、もう一度傷口に歯を立てると、我慢するようなうめき声があがる。
「傷、つけんじゃね…ッ!」
「メイクでどうとでもなるでしょ、こんなの。」
「てっめ…!」
「あのねえ、理人。」
ドアにその身体を押しつけて、睫毛の一本一本まで見えるような至近距離。
「…俺をあんまり怒らせるんじゃないよ。」
ようやく、静かに彼の眼の色が変わる。
今この眼に映っているのは、間違いなく自分だけだった。
***
ごそり、
何やら布団が動いた気配に、ぼんやりと目を開ける。隣がひどく温かい。
枕元のケータイは静かだった。まだ起きる時間ではないらしい。
首を回すと、昨夜の記憶より随分近くに彼の頭があった。
どうやら先ほど近寄ったようだと考える。
布団から覗く肩には自分が付けた痕が赤黒く残っていた。
「………。」
(流石に、悪いことしちゃったかなぁ。)
(でも、北くんだって悪いんだし。……今更だけど。)
昨夜のことを思い返してみると、なんとまぁ大分どうしようもないなと頭を抱えたくなった。
自分の言っていたことがその辺の女の子と変わらないのだ。頭も痛くなる。
(ほんと、勘弁してほしいんだけど…まったくもう、この人は。)
折角なので、そっと腕をまわして抱き締めてやる。
やわらかい彼の髪が頬にあたって少しくすぐったい。
ん、と小さく漏れる声に、起こしちゃった?ごめんね、とささやいた。
すると彼は、そっと眼を開けてから、寝起きの掠れた声のまま、
「…、じん…。」
ほんの少しだけ、煙草の味がした。
自分の胸のあたりを行き来する手のひらが、やがて首にまわされる。
とてもゆっくりと、柔らかさを味わうようなキスに応えながら、何時に現場入りだっけと考えていた。
相当に自分の顔がゆるんでいたことを、彼はきっと知らない。
end.
おまけ
「北くん、そろそろ支度して。」
「……現場8時だろ?まだ大丈夫じゃん…。」
「なに言ってんの、ご飯食べにいくよ。」
「……。」
「あのねぇ、俺が気付いてないとでも思ってる?またロクに食べてないでしょう。」
「…気付いたら過ぎてんだよ…。」
「最後に食べたご飯は?」
「……クッキー?」
「俺の言うこと聞いてた?ごはんは?」
「………覚えてねえよ…。」
「いい加減にしないと、ホント怒るからね。」
「てゆーか、昨日はお前のせいで食べ損ねたんだけど!」
「えぇ?」
「なんか食べに行こうって思ってたのに、お前が」
「あぁ、そっか。ごめんね?」
「ふざけろし……。」
「またお弁当作ってあげるから。」
「お前キャラ弁やめろよ。恥ずかしいんだけどアレ。」
「えー、別に北くんが作ってるわけじゃないし、いいじゃない。」
「よくねぇよ…。」
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Q.北くんには彼女がいるんですか?
→たいして考えてません
Q.ふたりは付き合ってるんですか?公認なんですか?
→たいして考えてまs(ry
Q.これって要は朝チュンなの?
→朝チュンだと思えば朝チュンです
Q.てん君どうしたの?
→きっとはし君とあさt(ry
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