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タグで日記を手打ちするのが面倒になった、 ダメな感じの人が書く、 タメにならない日記。
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ちょっと思いついたので。
なんだかんだでみんな一緒が一番楽しいよね!

いつも通りの部活の後、江藤弌洸が高らかに宣言する。

「海行こうぜ!!」
「嫌よ。」

間髪なく答えたのは、彼女である(最近ではそれすらも怪しい)璃央だった。
えーなんでぇ、と涙ぐむ弌洸の方を見向きもしないで一喝である。
とことん興味が無いらしい。

「海なんて暑いだけじゃない、砂まみれになるし。」
「リオが嫌なら僕もいかなーい。」
「水着姿は、ちょっと惜しいかなぁ。」
「あたし、持ってないわよ。水着なんて。」

前のと胸、サイズ変わっちゃったんだもんとさり気なく璃央がこぼした言葉に、
弌洸が盛大に吹いたことは、とりあえず置いておこう。
部室の鍵を持て余しながら円が言う。

「俺も嫌やで。これ以上焼けてどないすんねん。」
「言うわりに白いよね、円は。」
「日ごろの努力の結晶や。」
「えええー…、なぁ、行こうぜ戒ー!」

(弌洸的に)最後の頼み綱である(らしい)英田戒は、いつものことながら
身支度が早い。ぶらぶらとシューズを遊ばせながら、
俺はどっちでもいいんだけどねぇ、と言う。

「なぁ、琉侍。」
「なんだ。」
「…お前、海行ったことある?」

少しの逡巡の間、やたら部室は静かだった。

「……ないな。」



「はあああああ!?!」
「ええっ、嘘でしょ?!」
「つか、なんでだよ!!!」

あまりの一同の驚愕に、そしていきなりの質問攻めに、当の本人は戸惑うばかりだ。
そんな彼の手を握り、必死な顔で円が言う。

「琉侍っ、海、行こうな!!!」

おおおーっと一同の歓声が上がる。
この部でマネージャーの一言(もとい指令)は絶対だ。
どこか納得しないという顔の弌洸を横目に、戒はケータイを取り出した。
もちろん、ココにはいない、あと一人を誘うため。

みんなで、うみへいこう。


***

みんな琉ちゃんが大好きだよって話(違)。
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戒に
胸揉み過ぎ疑惑ww
あお 2008/08/25 (Mon) 01:40 編集
ちょww
ツッコミそこかよwww
はる 2008/08/25 (Mon) 14:32 編集
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