タグで日記を手打ちするのが面倒になった、
ダメな感じの人が書く、
タメにならない日記。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
現在某米国に留学中な彼ですが、まともに美容院的な場所に行っていないので
髪がのびっぱです。(だって伸びるの早いしな!^^←)
しかも染めるのも止まっているので黒に戻り気味(笑)。
大分普通な人にみえr 気のせいだな。
Eちゃんに描いて言われた気がしたので描いてみたよ。
そしてソロンさん本人も最近髪が長くて長くて重いでs←
どうにかして前髪だけでも切りたいな。目の下1cmあるともう耐えられない。
今もデコ全開だよ……(←ニキビ対策という名のヲタク髪型)
明日は観たい映画があるのだがしかし引き篭もっておきたいのも事実。
そして引き篭もっていると確実に餓死します← だって食い物ない^^
カチ、
クリックをして、ぅんと後ろに伸びをする。
そんなに長く話していたつもりは無かったが、見れば時計の針は半分程動いていた。
自分にしてみれば、十分に長電話の域だ。
…留学してから、3ヵ月くらいだろうか。
「……無理するな、か。」
あの人が言うのはアホだのチビだのばかりだ。
(他人の言葉遣いにはうるさいのに、俺には平気でそんなことを言う。)
心配してるなどとまともに言うはずもない。
まぁ、裏にある本意を聞き逃す俺ではないし、
改めて言われたところで居心地が悪いのはお互い様だろう。
無理をするんじゃない―――過保護にも聞こえる忠告。
留学してこちら、全く連絡をよこさない俺に過保護になるのは、
ある意味当然なのかもしれない。
日本との連絡はこれが初めてだった。
友達も親友も、恋人にも連絡先を教えず、俺はつながることを意図的に避けていた。
今の時代、ケータイがノーボーダーであることくらい知っているだろうが、
何も言ってこないあいつらに、勝手に安堵したくらいだ。
連絡を取りたくなかった。
つながりたく、なかったのだ。
結果、とくに理由もなくまた拒否もせず、あの人の連絡を受けた。
しかし予想に洩れることなく、俺は早々に後悔していた。
何キロ離れていようが相手の顔がリアルタイムで見えるのだから、文明の利器はおそろしい。
見て見ぬふりをしていた感情が、抑えていた蓋が、音をたてる。
「………。」
口にしてしまえば最後、それに耐えられなくなるだろうことは目に見えていた。
まったく、こんなにも我慢がきかない人間だったのか。
苦笑するも、振り払う様にかぶりをふっても、聞こえるのは街の音だけだ。
部屋には誰もいない。
悪態をついたところで、口が悪いなどと言い返す声も、もういない。
椅子から立ち上がって、グッと腰を捻れば、ゴキッと骨の音がした。
これはまずいと思い立つと、最近ロクに運動していなかったことにも気付く。
どうして今まで気付かなかったのか、広い部屋にあるサッカーボールは薄く埃をまとっていた。
『帰ってきたら、やろうな。』
出発前に、弌洸から受け取ったものだった。
別に邪険に放置していたわけではない。
あいつら以外のチームで、自分がサッカーをするつもりがなかったから触らなかったのだ。
「…確かに、ばかだな。」
帰ったときに、自分が追いつけなくてどうするのだ。
丁寧に準備運動をすると、朝の眠気と気だるさが吹き飛んだ。
***
空気を入れなおしたボールは、ティンティンと跳ねる。
足首から頭、胸、膝、地面に跳ねて蹴り上げ背中に乗せる。
さてここからどうするかと思案していると、近所に住んでいるのだろう、金髪の子供と眼があった。
俺を見る目は明らかに好奇心に揺れている。
「Don't you wanna play?」
首を傾げれば、支えを失ったボールは足元に戻ってくる。
俺が日本人な所為か、緊張して返事はなかったが、子供の開かれた足は準備万端だった。
俺は笑って、トンとボールを押し出した。
その日初めて、俺は大学へ行かなかった。
クリックをして、ぅんと後ろに伸びをする。
そんなに長く話していたつもりは無かったが、見れば時計の針は半分程動いていた。
自分にしてみれば、十分に長電話の域だ。
…留学してから、3ヵ月くらいだろうか。
「……無理するな、か。」
あの人が言うのはアホだのチビだのばかりだ。
(他人の言葉遣いにはうるさいのに、俺には平気でそんなことを言う。)
心配してるなどとまともに言うはずもない。
まぁ、裏にある本意を聞き逃す俺ではないし、
改めて言われたところで居心地が悪いのはお互い様だろう。
無理をするんじゃない―――過保護にも聞こえる忠告。
留学してこちら、全く連絡をよこさない俺に過保護になるのは、
ある意味当然なのかもしれない。
日本との連絡はこれが初めてだった。
友達も親友も、恋人にも連絡先を教えず、俺はつながることを意図的に避けていた。
今の時代、ケータイがノーボーダーであることくらい知っているだろうが、
何も言ってこないあいつらに、勝手に安堵したくらいだ。
連絡を取りたくなかった。
つながりたく、なかったのだ。
結果、とくに理由もなくまた拒否もせず、あの人の連絡を受けた。
しかし予想に洩れることなく、俺は早々に後悔していた。
何キロ離れていようが相手の顔がリアルタイムで見えるのだから、文明の利器はおそろしい。
見て見ぬふりをしていた感情が、抑えていた蓋が、音をたてる。
「………。」
口にしてしまえば最後、それに耐えられなくなるだろうことは目に見えていた。
まったく、こんなにも我慢がきかない人間だったのか。
苦笑するも、振り払う様にかぶりをふっても、聞こえるのは街の音だけだ。
部屋には誰もいない。
悪態をついたところで、口が悪いなどと言い返す声も、もういない。
椅子から立ち上がって、グッと腰を捻れば、ゴキッと骨の音がした。
これはまずいと思い立つと、最近ロクに運動していなかったことにも気付く。
どうして今まで気付かなかったのか、広い部屋にあるサッカーボールは薄く埃をまとっていた。
『帰ってきたら、やろうな。』
出発前に、弌洸から受け取ったものだった。
別に邪険に放置していたわけではない。
あいつら以外のチームで、自分がサッカーをするつもりがなかったから触らなかったのだ。
「…確かに、ばかだな。」
帰ったときに、自分が追いつけなくてどうするのだ。
丁寧に準備運動をすると、朝の眠気と気だるさが吹き飛んだ。
***
空気を入れなおしたボールは、ティンティンと跳ねる。
足首から頭、胸、膝、地面に跳ねて蹴り上げ背中に乗せる。
さてここからどうするかと思案していると、近所に住んでいるのだろう、金髪の子供と眼があった。
俺を見る目は明らかに好奇心に揺れている。
「Don't you wanna play?」
首を傾げれば、支えを失ったボールは足元に戻ってくる。
俺が日本人な所為か、緊張して返事はなかったが、子供の開かれた足は準備万端だった。
俺は笑って、トンとボールを押し出した。
その日初めて、俺は大学へ行かなかった。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(02/26)
(05/19)
(05/19)
(10/07)
(10/01)
(09/26)
(09/09)
ブログ内検索
最古記事
(12/17)
(12/17)
(12/17)
(12/18)
(12/20)
(12/20)
(12/21)